みなさんこんにちは、今日は隣人が怒鳴り込んできたお話しです・・。
夫がおらず、私が対応したのですが正直怖かった。。
理由は子供の足音が一日中うるさい！と。
多少のことはお互い様、と思いたいですが家にいることも多いのでストレスも溜まりやすくなっちゃうんでしょうね。
あまりご迷惑おかけしないように気をつけつつも、うまくお付き合いしていけるといいなぁ。
【フランス生活】隣人がうるさい！と怒鳴り込んできた
先日、私の友人とそのお子さん(息子と同い年)が我が家に遊びに来てくれてランチやおやつをして過ごしていました。
その際に、隣人からのクレームを受けることになります。その一連の流れを書きますと・・。
3歳の息子たちは、毎回最初はよそよそしいもののおもちゃを貸し借りしながら、終盤の夕方には仲良く遊び始めるんです。
私たちも子供達が楽しく遊んでいるのでお茶しながらおしゃべりしていると、玄関の扉をドンドンドン！！と叩く音が聞こえてきました。
嫌な予感がして友人達に子供を託し、子供部屋にいてもらいました。
恐る恐る開けると、早速大声で怒る隣人(男性)が。
「私は下の住人で、音がうるさすぎる！
毎日7時から23時までずっと騒音が聞こえる。仕事も睡眠もできない！前にもお宅の旦那にも話したが耐え難い！」と。
目をバッチリ開いて、かなり興奮気味に言うので扉を開ける前に覚悟はしたものの威圧的な態度には若干恐怖を感じました。
一瞬でまさか危害を加えられたりしたらなどと子供達もいるのでそんなことも考えてしまいました。もちろんそんなことはなく、最後は吐き捨てるように「今度同じことをしたらなんとかなんとか！」と言って何かわからなかったことを言って帰っていきました。
多分、今度は誰か（然るべき人）に言うぞ！みたいなことだったと思います。
私も言われっぱなしにしていたわけではなくて、思ったことは言わせてもらいました。
確かに隣人が来る20〜30分前に子供2人が家の中をかくれんぼしたり走り回っていました。
みんな楽しく微笑ましく見ていたけど、下の住人からしたら耐えられないことだったようで一応理解できるので、そこは謝るべきことだなと思いました。
「子供達が走り回っていました。確かに注意がたりなかったことは申し訳ないです。ただ、彼らは子供です。毎日これをやっているわけではないし、子供に注意しても限界がある。
あなたは朝7時から23時までずっとと言ったけど、20時には熟睡しているからそれはあり得ない。だとしたらうちの騒音ではないです。」と。
そこに対しては特に反論はされなかったけど、隣人はinsupportable!(耐えられない)と繰り返していました。
怒りをぶつけられただけな感じでそれ以上何もなかった（私が勝手に想像するような嫌がらせや何か求められるようなこと）のでその場は終えられました。
ただ、怒鳴られて気分が悪かった、騒音に関しては申し訳ない気持ちになったけれども、日中時間帯で（16時ごろ）のしかも週末で、子供達に騒音を立てるなと言うのは物理的に不可能ですよねぇ。
言わなかったですが、ごくたまに彼らも音楽が大音量で聞こえてきたり、息子が眠った20時を過ぎてからも工事か何かでドリルで穴を開けているような音が聞こえて来たことが何度か有りました。うるさかったけど鳴り止んだしわざわざ怒りに行ったりしたことはこちらもないけど、お互い様とは思わないようです。
騒音の不快さに関しては、私もパリや以前のアパルトマンに住んだことがあり、今よりもっと古くて生活音が丸聞こえの家にいた事もあったので気持ちはわかります。
今回は友人達と子供達にも嫌な思いをさせてしまったのがとても不甲斐ないです。
3歳児たちは見てはいないけど「おじさん、こわい、怒ってるね」と言っていて、そんな事ないよ、と苦しいフォローをする羽目になりました・・。気にしてないといいけど。
フランスの住まい パリのアパルトマンの現実
パリのアパルトマンは確かに美しいです。
外側からなら・・。笑
私は以前こんな写真のようなパリらしい景色が見渡せる小さな部屋に住んでいたことがありました。ただ、実際に住むのは結構大変です。
【パリのアパルトマンはここがひどい】
・古い！
・壁が薄い、隣人の生活音が聞こえる
・不便！
具体的に言うと、古くて床なんかは普通に歩いてもギシギシ言い、それが下の階にも聞こえます・・。どこにいるかわかるくらい。
壁も物凄く薄いんだと思いますが、生活音や時々話している内容もわかります。テレビで同じ番組を観て今笑ったなとかわかります・・。笑
全てが古いので、床が斜め、ドアや鍵が開かなくなる、水道トラブルが耐えない、ドアノブが機能しない、などなど不便さはピカイチです。
フランスで隣人トラブル 騒音問題、ケンカと驚きの結末（実話）
実はこれまでの家でも、友人宅でもうるさいぞ！と怒鳴り込んできたことは他にも経験がありました。どれだけうるさくしてるんだよ！w
パリの友人宅で数人で集まっていた時は確かに夜中０時ごろだったので隣人が怒っても止むを得なかったのですが、どんちゃん騒ぎはしていなくて、しっぽり飲んでただけ。やっぱり家の造りは多いに関係していると思います。
で、やっぱり怒鳴り込んでくる人もいたわけですが、こちらでは結構ハッキリものを言う人も感情をそのままぶつけてくる人も多い気がします。気負い負けしないのが大事かもですね・・。
ここからは私の隣人と実際に起きたトラブルを。結構意外な結末も多くて驚かされます。
① 築100年越えのアパルトマン 隣人と喧嘩の末に・・・
以前の家はとても古いアパルトマンでした。
床を歩くだけでどこら辺にいるかわかるくらい足音が聞こえるんです。
私たちの上の住人はほとんどおらず（後に彼氏さんと同棲するため引っ越して行ったので頻繁にそちらにいたのかと）たまに物音が聞こえると在宅なのだなとわかるほどで特に騒音を感じたことはありませんでした。ただ、愛し合っている声が聞こえたことはあった・・・。苦笑
うちの下の住人からは「うるさいぞ！」と怒鳴り込まれて、びっくり仰天。
当時まだ子供はいなかったですが、普通に歩いているだけで騒音と言われたらたまったもんじゃないので対応した夫も逆ギレして言い合いを始めたのです。
さらに驚いたのが、下の住人の男性が「今から検証する」と言ってうちにズカズカ入って来て夫にその男性の自宅へ行くように言っていました。
どのくらい下の部屋に足音が聞こえるか確かめろ！と言うこと。男性は割とドスドス音を立ててあからさまにやっていましたが、実際かなり足音が響いていたようで、夫はもっと気をつけるとは言ったもののそもそもの物理的な問題もあるんですよね・・。
当時は夫がかなり夜型人間だった事もあり、夜中に活動的になって足音がバタバタ鳴っていたのもあり気になったんだと思います。それにしても、実際に検証するとはびっくり・・。
その後、あまり言われなくなりましたが私は会ったら来まづいよなぁとか怒られたら嫌だななんて思っていました。
言うだけ言って引きづらない？隣人との関係性
ある時、私が下の住人の男性とばったり鉢合わせてしまい、内心うわ〜と思ったのですが、ボンジュールと言ったら、生まれて間も無い息子のことを気にかけてくれて、この子かわいいねと言われました。
あの日と全然キャラが違い過ぎてある意味ビビりました。笑 顔も結構コワモテなのでなおさら。
その後も会う度、大きくなったな〜とか言ってくれて「根は良い人なんだ」と思うように。笑
夫ともあんなに激しく言い合っていたのにたまに会えば談笑したり、「最近うるさくないね」みたいな冗談言い合ってて驚き。根に持たれなかったのは幸い。
フランスにいると、あんなに言い合ってたのに翌日仲良しみたいなこちらがびっくりさせられる現象が起きるのですが、言うだけ言ったら後には引かないって言うのはある意味健康的で良いのかもですね。
その男性は定期的に姪っ子を招いていたので、割と子供好きなのかも。
我が家のえげつない息子の夜泣きに関しては一度も文句を言われたことはなかったです。理解あって幸い・・・。
▶︎寝れない寝ない、辛い日々を終わらせるためにネントレを決意したのです。
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②留学生とのトラブル 言いがかりつけられる
パリに単身で住んでいた時、隣も向かいも留学生が住んでいたんですね。向かいの女の子は感じが良く、初めて顔を合わせた時は引っ越して来たからよろしく！と挨拶をしてくれて、会う度に立ち話したりと良好な関係でいました。
彼女が残りの留学期間が後少しだからネット契約をしないで私に直にお金を払うからWi-Fiを共有してほしいと言うことを依頼されました。
トラブルがあると嫌だなぁと思いつつも、彼女は感じもいいし料金は月額の半分を支払うから！と懇願され、Wi-Fiだけだし良いかと思い承諾したのです。
支払いも滞ることなく2ヶ月経過すると新しく私の隣に越してきた隣人も同じことを言って来ました。
女の子と同じ国籍ですぐに打ち解けWi-Fiの話をしたらしいのです。で、こっちだけ断るわけにも行かないので渋々受けました。
もし速度が遅くなったり問題が起きるリスクもあると思うけどそれは私は責任取れないよという話は事前にしておきました。彼らも承知の上支払うと。
間も無くして向かいの女の子は帰国して行きましたが、ある時Wi-Fiがプツっと切れて私は「何ごと？？」と思っていると、隣の部屋から叫び声のようなものが聞こえ、間も無くうちに誰かがノックして来ました。まぁ、隣人でしょうねとは思いましたけど。
「Wi-Fiが切れた！わざとやったんだろ！お金も支払ったのに！」とキレている。
私にも回線に何が起きたかわからず、原因さえ探ってないのにこんな風に言われても迷惑だ！と怒りに任せて言いました。
それなら今すぐお金を返すから自分で契約した方がいい！と私もむっかついたので言い返すと「それはいやだ。わざとじゃ無いならいいけど、Wi-Fiがないと困る」と。それは私も同じだし、今後トラブルがあるたびにこうやって訪問されるのは私には有り得ないことだというと「復旧を待つからよろしく」と言って戻って行きました。
かなり理不尽で腹正しかったものの、回線はしばらくすると回復して（色々私1人で作業した）ことなきを得ました。
が、Wi-Fiのことがあってからいきなり「話す声がうるさい！」「彼氏か知らないけど男の声がうるさい！」などとことある毎にケチをつけてくるようになりました・・。最悪・・・・。
幸い私は帰国が迫っていたので長く耐える必要はなく、旅行も重なっていたし、先程の彼氏というのが今の夫で最後の方は夫のところに滞在したりしてことなきを得ました。にしてもひどい経験だった。
▶︎夫とはこう出会ってこうなった
lifeinwonderland.hatenablog.com
まとめ
隣人トラブルはどこにいても起きることだとは思いますが、皆さんも大丈夫でしょうか？
フランスにおいては苦情をいう方も言われる方もハッキリものを言うのがまずは一歩だと思っていて、私が隣人に言われたように誇張して被害を訴えられる場合もあると思います。
まぁ怒りに任せて言ってからは根に持たれず普段は感じのいい人ってことも有り得ますが、もしかしたら危害を加えてくるとか危険な匂いがしたら、無理に対応しない方がいいですものね。自己防衛は大事です。
私も気をつけようと思っています・・・。
と言っても我が家の場合子供の足音なので・・限界もあるのであまり窮屈に考え過ぎず、子供にも無理させないようにバランスを見ながらやっていこうと思っています。
隣人に苦情を言いたい場合
騒音に困っている場合は、公式なやり方があるので、話し合いでどうにもならない場合は然るべきところに相談することができます。
騒音の主に直接苦情を言うか、居住地の市町村に騒音に対する条例がある場合には、役所に苦情を申し立てることになりますが、段階を経て行うことになります。
集合住宅の決まりを確認します。
騒音の主に手紙を書きます。騒音が続く場合には書留で苦情の手紙を送ります。
居住環境の静寂確保を理由に市役所に問題を持ち込みます。
アパートを所有者しているのであれば所有者管理組合（syndic de copropriété）に問題の解決を依頼します。借りている場合には家主を通じて依頼します。
騒音の主がアパートを借りているのであれば、その家主と連絡を取り問題の解決を図ります。
調停人（Consiliateur de justice） に電話か手紙で連絡を取り仲裁を図ってもらいます下記のサイトで近くの調停人を探してください。
https://www.conciliateurs.fr/Trouver-une-permanence
もしもの事態の為に共有させていただきました。家にいることが多い今、ストレスも貯まりやすくなりますが、皆様どうぞ安全で快適に過ごせますように。
▶︎フランスにいると黙ってても色々なことが起こります・・・。
lifeinwonderland.hatenablog.com
本日もお読み頂いてありがとうございました。
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